ご挨拶 公益財団法人栃木県アイバンク
理事長 小倉康延
日頃からアイバンク活動にご理解とご協力をいただき深く感謝しております。
前期令和5年を迎え12名の方々より尊い献眼が提供されました。アイバンク運動という崇高な理念に深いご理解をいただいておりますお陰だと厚くお礼申し上げます。目の見えなかった方々が新たな人生をスタートする事ができ心から感謝申し上げます。県民の皆様の真心を実践されたからだと頭が下がる思いです。
今年度は随分と回復してきて献眼者の数が、例年に近づきつつあります。今年も5月に宇都宮市の八幡山公園内の献眼顕彰碑前にて前期の献眼者ご遺族様や、関係者の方々をお招きし、故人を偲びつつ献眼者慰霊祭を遂行出来ました事、厚く御礼申し上げます。
現在、栃木県内献眼者総数は933人となり、約1800人という多くの方が光を取り戻し希望を持って新たな人生を歩んでおられます。献眼者とそのご遺族、献眼活動にご協力いただいたライオンズクラブの皆様、栃木県眼科医会の皆様、摘出に出務していただいております基幹病院の先生方及び医療関係者の皆様、ご寄付によりご支援いただいた皆様、改めて心より感謝申し上げます。これからも視力障害のある方々に一日も早く光を届ける為に、役員、スタッフ共に努力を続けるお約束をいたします。これからもアイバンク事業の理念と活動にご理解を賜り、更なるご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
(公財)栃木県アイバンク「光とアイ」20号より